北陸の奇跡

皆様こんにちは(^^)/

クラブフィン店長シュレックです!

「最初に食べた人は勇気がある食材といえば、ナマコ、カキ、タコ。しかしフグは最初に食べた人よりも、2番目に食べた人のほうが勇気がある」

とよく言われますが・・・

海外の人から見た日本の奇妙な食べ物ランキングで、生卵や納豆に並んで紹介されるのが、フグ。

猛毒のある魚を好んで食べる日本人が、海外の人たちからは非常に奇異に映るようです。

「粕ふぐの子」

フグの肝と卵巣は、ほとんどのフグで有毒部位のため、厳重に管理して廃棄されるのが普通です。

ところが福井県や石川県では、古くから卵巣を塩蔵したあとに糠漬けにすることで毒抜きした珍味が食されていました。

いわゆる「鯖のへしこ漬け」と同じ手順でふぐの卵巣を漬けたもので、未だに無毒化する理由もはっきりしていないとも言われる、なんとも不思議な食べ物なんです^^;

塩がしっかりと効いた旨みの強い味は、ご飯のお供はもちろん、酒の肴にもぴったりです。

しかし、何より相性が抜群なのが、お茶漬けです!

海苔を散らして濃いめに淹れたお茶をかけると、卵巣から旨みがしっかり出てきて、自宅にいながらまるで料亭で〆の1品を頂いているような味わい。

大丈夫だとわかっているけど、少しだけドキドキしてしまう気持ちも含めて、じっくり味わうべきかと思います。

でも一番毒性の強い部分を何とかして食べようとする、昔の人々の探究心には驚かされます。

本日も素敵なSMライフを♪

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