懺悔と罰~前編~

「華乃女王様、私、浮気をしてしまったんです…。だから、罰して下さい。」
先日、開口一番そう言ってきたM男がおりました。
浮気…そんな事、あたくしは、とっくに知っていたのですが、M男から言い出さなければ、黙しておこうと思っておりました。
ですが、奴は口に出してしまったのです。
しかも、ちゃんと“お仕置き”を受ける覚悟で来ました。
そうと分かれば話は別。
「据え膳食わぬは男の恥」とか言うコトバがございますが、
これをSMに置き換えますと、
「“お仕置き”望んで懺悔している迷える仔羊を罰しないのは女王の恥。」
となります。
あぁ興奮
というワケにございまして、羞恥刑罰を施す事と成りました。
まず、ホテルに入るやいなや、入浴もさせず、服も脱がさず、ズボンのジッパーのみ開けさせ、ペニスを出すよう命じます。
「さぁ、あたくしが見ている前でマスターベーションしなさい。」
明るい照明の下、M男は、頬を赤らめながら己のモノをしごき始めます。


「ほら、もっと気合いを入れてやるのよ
じっと見つめながら言葉で詰めていきます。
あぁ…、ああっ
可愛いあえぎ声が、更に昂揚感を高めます
「さぁ、自分でお脱ぎなさい。でも、マスターベーションはやめちゃ駄目ぇ。」


乳首も触るように命じ、あたくしも乳首責め。
あたくしに見つめられながら、己のペニスをしごくM男を、上から楽しそうに眺めながら、つい、不敵な笑み浮かべてしまいました。


後編へ続く…。